ガン!その愛の進化とスピリット〜連載その二

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ガン!その愛の進化とスピリット〜連載その二

2009-10-17

〜〜〜〜存在論的魂の医療進化論へ
・・・・・稲田陽子


あっと言う間に何と半年以上も過ぎてしまいました。私の「散歩型連載」も、これでは、とても散歩とは言えず、「道草型連載」(笑い)になってしまいました。すっかり遅くなりましたが、連載の続きをアップしたいと思います。
 まず、「連載その一」を以下からクリックしていただければ、幸いです。
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連載その2
第1章 私の「ミレニアムの奇跡」物語
〜潜在性膵臓ガン宣告?とホメオパシー

その一

 「ガン呪縛を解く」を著した夫の「ガン宣告」よりも数年を遡ったあのミレニアムの始まりに、新世紀のお祝いムードとは裏腹に、我が家には、実は一つのガン騒動が浮上していた。Y2K 問題が一段落するや、今度は戦争や地球規模の一大気候変動などを招く時代の幕開けになろうとも、ミレニアムは、希望という種を潜ませながら21世紀という未知の扉を確実にノックしている。そんな象徴的な幕開けの年に、寄りによって、私は、ある「医師」に「膵臓ガン予知」をされてしまったのだ。それも、ヨーロッパに伝わる伝統的な代替医療の枠組みの中で研究発展して来たという虹彩診断という聞き慣れない方法で私の「潜在性膵臓ガン」が予見された。虹彩診断などというものに出会ったことも不思議だが、ここから、私の「ミレニアムの奇跡」物語がはじまるのである。

 この「医師」は、私の目の虹彩をドイツから取り寄せた器械で診断すると、「間違いない、膵臓ガンだ」と言う。それから、当時は耳慣れないホメオパシーを処方して、それまで体調をこじらせて困り果てていた私に素晴らしい自己治癒力という福音をもたらしてくれた。そのお陰で、ほぼ一ヶ月ほどで「潜在性膵臓ガン」を完治させてしまったらしい。

 「医師」は、本場ドイツで虹彩診断の権威に学び、その後アメリカで研究生活を続けているという日本人だった。その熱心なサポーターだったのが、当時地元のテレビ局に長年出演し、こちらではよく知られた霊能者の方だった。その「医師」の講演会の知らせを夫が知り合いを通して受けたのが、すべての始まりとなった。

 これが、どんな意味を持つのかはさておいて、こういう「朗報」をもたらしてくれるのは、夫の得意とするところである。クリエイティブな仕事に携わっている人なら、すぐにピンとくるに違いないが、夫は、仕事柄、時代の風には敏感である。そのせいなのか、そのレアな「朗報」に強い関心を抱き、すぐに「一緒に行こう!」と、こういうことには同類同族の縄文系(笑い)の私をその講演会に連れ出したのだ。

 私は、そこで初めて「虹彩診断学」や「アロパシー医学」、「ホメオパシー医学」という言葉を立て続けに聞き、代替医療への強い啓蒙を受けることになった。その内容も、もちろんその根底に流れている自然治癒力という私が最も大切にしてきたポリシーを十分に感じさせてくれるものだった。ガン治癒に貢献する千島学説や東洋医学のことなども私の脳裏を過っていた。抗ガン剤や放射線治療を受けて苦しんだ実家の父に、夫が勧める千島学説に基づき免疫力を上げる玄米療法やそれとは別に私が関心を抱いた森下クリニックの天鉱石ミネラル療法、さらにキノコ療法(椎茸菌)に丸山ワクチンにいたるまで、良いと言われるものは家族で何でも行ったこともしっかりと私の記憶に刻まれている。

 その私が、講演会後の虹彩診断で、「いつ膵ガンが出ても、おかしくない状況」だと、言われてしまった。「それだけ酷い状態」で、「ご主人も重篤なものがあるが、奥さんの方が重症です。膵臓から消化酵素が出ていない。すぐに治療しなければ、本当にガンが発症する」と、「医師」は、真剣に箴言する。しかも、自分が診たという患者の事例を上げ、その人が診断に従わなかったために、半年後くらいだろうか発症し、末期で不幸にも亡くなったという。

 夫は、この講演会に導いた知り合いと親しい霊能者の計らいで、すでに「サービス」で一足先に診断を受けていたらしい。私は、有料だが、夫は、無料だった。そのせいか、私が夫の重篤なものが何であるのかを聞いても、ちっとも答えてくれない。「ご主人のは、急ぐものではない。まだ大丈夫だ」と、言うだけである。それよりも、私の方が緊急を要するとだけ繰り返す。診断料は、7万円。一ヶ月のホメオパシー代金は、何と20万円もする。それも、アメリカの銀行に振り込むようになっているそうだ。

 当然ひるむ私に、夫は、「それでガンにならないならそんな良いことはないんだから。20万でガンが治るのならお金の問題ではない」と、大胆にも、そしてガンコにも説得してくる。内心、私は、(お金の問題では?)と思うのだが、20日以上など珍しくもない便秘、その結果としてのむくみ、下痢、腸閉塞のような激痛、激しい嘔吐の辛さをいやというほど体験しているので、たとえ一本の藁でもすがりたい気分だった。

つづく

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