東京都議選が終わり、衆院解散総選挙の日程がほぼ決まって、
世の中、ようやくある方向に動き出してきたようです。
そしてその「ある方向」とは、単純な政権交代というよりは、
ぼくとしては「呪縛からの解放」と呼びたい気がします。
そうです、いま、さまざまな呪縛からの解放現象が、
政治の世界のみならず、あちこちで起こってきているのです。
日本はとてつもない呪縛社会である…。
ぼくがつくづくそう感じたのは、30代のころでした。
そのころのぼくは「呪縛」を「空気支配」という言葉で表現し、
「空気」が世の中を大きく支配している事実を観察していました。
以来、「社会的空気の研究」をし続けて30年近くになりますが、
そのなかではっきりと分かったことは、マスメディアの力の凄さでした。
新聞やテレビ、週刊誌等々といった多様なマスメディアが、
一斉に「空気」を作り出し「増幅」し、世論を操作している事実です。
『空気の研究』の著者・故山本七平氏は言っています。
「社会的空気の実質は " 霊的な働き " である…と。
彼はそのごとくはっきりと断言したわけではありませんが、
そのことをほとんど確信し、非常に微妙な表現でそう示唆しています。
その山本七平さんにお会いしたのは、確か80年代の半ばだったと思います。
そのとき山本さんは「集団的空気とリーダー」の関係について語りました。
そのころの情報伝達装置はまだピラミッド型であり、
組織のトップが多様な情報を掌握し、それを駆使して管理していました。
マスメディアももちろん社会的情報ピラミッドのトップの座に位置し、
世の中に対して一方的に「ご宣託」をのたもうていたわけです。
こうした情報システムは、支配・管理する側にとってベストです。
権力者の意図をマスメディアの情報伝達装置を駆使して社会に流すなら、
世の中を「空気=世論」をもって自由にあやつることができたからです。
なぜなら、ほとんどの市民は情報源をマスメディアに求め、
新聞やテレビから流れてくる情報を基盤に「考え」「行動」します。
そしてそれが「世論=国民の意識」という社会的空気を醸成しますから、
権力者の意図することをそのまま社会に現実化することができるのです。
ここで言いたいのは、「思いが現実化」するというその事実であり、
かつ、そのための環境(空気)作り、そしてその「装置」についてです。
本来の民主主義なら「個々人の自発的で自由な思い」が、
「社会的空気」を醸成し、それが社会に実現化・具現化されるべきなのですが、
情報ピラミッド装置としてのマスメディアがジャーナリズム精神を自ら放棄し、
権力の情報伝達装置に成り下がってしまった社会では、
「社会的空気」はどのようにでも操作することが可能です。
しかも日本のマスメディアは「記者クラブ」に依存していましたから、
「お上」からの情報がそのまま世の中に伝わり人々を「洗脳」してしまいます。
かくして日本社会では「真実・真相」がほとんど伝わらないという、
恐るべき「空気呪縛社会」に突進していったのでした。
もちろんこの構造(情報装置)は、決して日本だけのものではありません。
世界中がほぼ同じ情報システムによって「管理」されています。
それを「管理=支配」する者とは、いったい誰か?
これに関しては諸説があり、それらは「ある真実」を突いているとは思いますが、
ぼく自身が実際に自分で「確認」したわけではありませんので、
「情報支配&操作」の事実は観察できても、正直「特定」することはできません。
それはともかくとして、
「空気支配=社会的呪縛」が世の中に横行しているのは事実です。
そしてその実質は、山本七平さんではありませんが「霊的なパワー」です。
「霊的」などというとどこかおどろおどろしいものを感じるかもしれませんが、
分かりやすくいえば「人々の意識や感情の総体」です。
すなわちスピリチュアルなパワーが「社会的空気」を醸成し、
それがさらに多くの人々を巻き込んで「社会的現実」を作り出しているのです。
こうした情報操作システムに小さな風穴を開けたのがインターネットでした。
個々人が勝手に通信できる「携帯電話」もそのツールの一つです。
こうした通信手段の社会的普及が、マスメディアによる情報支配に風穴を開けました。
しかし、インターネットも実はすでにしっかりと「管理」されています。
その「事実」は、体験した者なら、みなさんすべてが知っているはずです。
もちろんぼく自身、インターネットによる情報支配を痛感しています。
にもかかわらず、ぼくとしては、
「それでいいのだ!」「今日はいい日だ」と思いながら、
いま、この原稿を「平気な気分」で書いているのです〈笑〉。
その理由は、「呪縛のエネルギーの渦」がますます強化されている中にあって、
その一方、「呪縛解放のエネルギーの渦」もどんどん高まってきているからです。
いままさに「2つのエネルギーの渦」の人類史的な拮抗が起こっています。
こういうときは「戦って」はいけません〈笑〉。
「それでいいのだ!」「今日はいい日だ」と思いながら、
ただ黙々と自分の直観を信頼して、ゆっくりゆっくりと進むことです。
ぼくがそう思うのは「ガン呪縛」がかなり解け始めたことを実感するからであり、
その事実が、さまざまな呪縛からの解放が始まることを示唆してくれています。
要するに、圧倒的多くの人々が、いまの時代と社会に対して、
「何かおかしい、どこかが変だ!」と感じ始めているのでしょう。
こうしたスピリチュアルな気づきが社会に急速に広がっていくなかで、
「社会的空気」がどんどん変わり「呪縛」もしだいに解けてきています。
これまでの情報操作による数々の企み?が、どんどん馬脚を現しています。
「911事件」の真相もすでにはっきりと分かってきましたし、
「小泉郵政改革選挙」もその背後にあったものが鮮明に見えてきています。
「その当時」のぼくは浅はかながら情報操作と戦ったり?もしましたが、
その後「ガン」に恵まれて、さまざまなものに気づくことができました。
まだ静かな動きながらも、確実に「ガン呪縛」は溶け出してきています。
しかも、これはまだほんの序の口的な動きにすぎず、
これからはもっと頑固なものが次々と崩れて消えていくことでしょう。
山本七平は、「空気は霊的なパワーである」と言いましたが、
まさにいま、社会のスピリチュアルな空気が変わりつつあります。
そこには、日本人自体のスピリチュアルな空気の変化に加え、
歴史的・人類史的、さらにいえば宇宙的な意識波動が影響を及ぼしています。
いえ、そういった人類文明史的な波動が急激に大きく変化してきたからこそ、
人々の意識もどんどん変化し始めたというべきだと思います。
問題は、いったいなぜ、いまがそうなのか?ということですが、
そのことをあさって(17日)の札幌の集いでの、
「不安呪縛を解く」を通してお話ししてみたいと思っています。
(福岡では24日にお話しします)
考えてみたら、ぼくが4年前に『ガン呪縛』を問題にしたのは、
これまでの半生を通じて「さまざまな呪縛」を感じていたからに他なりません。
「ガン宣告」を受けたとき、ぼくが直感的に思ったのは、
「これがさまざまな呪縛を解くきっかけになるかも」ということでした。
そしてそう直観したのは、かつてカタカムナとの出会いがあったからだと思います。
昨晩もNHKテレビで「ガン問題」が報じられていました。
そこにも明らかな「ガン呪縛」が感じられました。
「ガン呪縛」はあまりにもしつこく、これを解くのは容易なことではありません。
でも、静かな動きながら、ガン呪縛は確実に解かれつつあります。
そのことを、少なくてもぼく自身は実感し、かつ確信しています。
現代医学を「信仰」せず「自分の頭」で素直に考えるならば、
いまのガン治療に対して「おかしいぞ」と思うことが多々出てくるはずです。
そして、それが「???」を直観するきっかけとなります。
同じようなことが、多くの場面で感じられるのではないでしょうか。
呪縛を解くには「常識の妄信」や現行のシステムへの「信仰」から離れ、
自分の直感的な疑問を大事にして、自分の頭で考えてみることです。
こんなことは、あえてぼくがエラそうに言うまでもないでしょう。
すでに多くの方々が、実際にやっておられるにちがいありません。
何気なくこんなことを書いていたら、あっと言う間に時間が過ぎました。
いままでなら、やるべき仕事を思い出して「しまった」と思うところですが、
いまは「これでいいのだ」と思っています〈笑〉。
何を書くともなく書き出して、結局こんなことを書いてしまったのも、
そこにきっと何か意味があるのでしょう。
ということで、以上をそのまま見直しもせず、配信させていただきます。
稲田芳弘


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