6月21日「ホ・オポノポノ」の講演会が終わって3Fの会場を降りたら、
「札幌エルプラザ」の1Fは電気が消されていて、
ロウソクの灯が幻想的な光の世界を生み出していました。
そうか、今日は夏至だったんだ!
夏至...、1年で昼がいちばん長く、夜がいちばん短い日です。
ということは、これから日ごとに昼が短くなっていくわけで、
北国札幌に住む者としては、夏至を過ぎるとやや淋しさも覚えます。
ま、秋分まではまだ昼のほうが長いですから安心ですが、
寒い地域に住む者には、とにかくお天道様の状態が気になります。
お天道様を気にしているのは農業をやっている人も同じで、
今年は雨が多いこともあって日照時間が例年よりもかなり短いらしく、
札幌管区気象台によれば、札幌が平年の42%、
稚内ではなんと平年の20〜30%ほどしかないということでした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/171741.html
これを書いている今も、外には冷たい雨が激しく降っています。
北海道は「梅雨」がないと言われてきたにもかかわらず、
「リラ冷え」に続く「エゾ梅雨」で、今年の気象はどこかヘンです。
日照りのときは 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
これは宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の中の一節ですが、
昔なら日照時間が少ない「冷夏」は「飢饉」をもたらすことになったでしょう。
もっとも今の日本は、食料の多くを海外から買い付けていますから、
たとえ冷夏・冷害に襲われたとしても、いきなり飢饉に襲われることはありません。
しかし、この構図(食料の海外依存)がいつまでも維持できるとは限りません。
それどころか、この構図が「仕事・お金」の呪縛を強化していますから、
これ(お金呪縛)は「おろおろ歩く」のと同様、非常に困った現象です。
夏至の話が、またまた予期せぬ方向に発展してしまいました〈笑〉。
そうそう「夏至」のことをここに書いたのは、
四季という地球のサイクルの話を、改めて考えてみるためでした。
地球というこの星は、夏至、秋分、冬至、秋分といった具合に、
絶えず太陽の周りを公転しながら四季の表情を織りなしています。
カタカムナに言う「マワリテメクル」です。
地球に限らず、すべての存在が「自転・公転」しているわけです。
それと同じように、人類史にも鮮やかなサイクルがある...、
この驚くべき歴史的事実を発見したのが、『文明の研究』の村山節でした。
それは戦前1937年のこと、村山青年がまだ26歳のときのことでした。
病弱で徴兵免除になった村山青年は、鎌倉の自宅で、
一人黙々と歴史年表を作成し「社会秩序の研究」に没頭していました。
画仙紙を糊でつないで1m×10m大の大きなロール紙に仕上げ、
そこに100年ごとの正確な目盛りを刻んで、歴史的事実を書き込んでいたのです。
そんななかある日、ふと思い立って、文明の大きな断層の時代、
例えばローマ帝国の崩壊などといったところに赤鉛筆で書き込んでみたところ、
赤い印がほぼ同じ周期でリズムを打っていることに気づきました。
そこから「文明の興亡の周期とその法則」を発見していったのです。
ぼくがこの本を読んだのは『文明の法則』が出版された直後でしたから、
1975年の暮れのことでした。いまから34年前のことです。
1975年といえばベトナム戦争が終わり、沖縄海洋博が開催され、
第一回先進国首脳会議(サミット)が開催された年でした。
この年はかけそばが150円で食べられ、大卒の初任給平均が9万1272円でしたから、
日本は工業化社会に向かってまさに突進していた時代です。
そんな時代のど真ん中で、村山節は1975年に「文明の法則」を出版して、
その25年後(2000年)には、世界を席巻したアメリカ&ヨーロッパ文明が没落し、
同時に資本主義が崩壊?して、
東洋、すなわち日本、中国、インド等々の文明の黎明期がやってくる。
という「歴史の主役の交代」をその本で「予測」してみせたのです。
村山節はそれから約20年後に出版した『波動進化する世界文明』の中で、
次のような言葉を記しています。
文明波動は、一種の法則的定型周期を持っている。
それは、人類生命進化のマクロの生波動の形で考えなければならない。
まさに人類は文明波を通して、
宇宙的エネルギー波動と大きく連動していることになる。
800年サイクルの地球異常気象の発生期は800年ごとに認められ、
その時ごとの地上の大飢饉と民族大移動の発生によって立証可能である。
人類文明には、一対を成している東の文明系と西の文明系が発見される。
かくて東西2つの文明波は、統一的に見れば、
二重らせんの進行形としてあらわすことができる。
その二重らせんにおける東西両文明の性質の対応は、
生命の基本であるDNAの二重らせん構造と、
その塩基の法則的対応にきわめて法則的に近似している。
この生命法則的近似は、きわめて重要である。
物理学者ボーアの元素の立体的らせん周期表は、
近代物理学と化学の基礎になっているが、
8を基本とするこの周期率との法則的近似は、
文明の法則が宇宙における物質界の周期性と深く関与していることを暗示している。
こうして6000年の人類史の中に「文明の周期的法則性」を発見した村山節は、
2000年以降に訪れるはずの「西欧の没落」「東の文明の興隆」
「資本主義の崩壊」「異常気象」「大飢饉」等々を描き出してみせながらも、
なぜ人類史は800年ごとに文明の興亡を繰り返し、
1600年でひとつの見事なサイクルを完結するのかという点に関しては、
「文明の法則が宇宙における物質界の周期性と深く関与している」と言いながらも、
肝心のその「宇宙の法則」については沈黙したままです。
その物理的根拠が分からなかったからにほかなりません。
そして1975年時点では「宇宙の法則」はまだその視野に入っていませんでした。
しかし、ぼくがこの村山節の「歴史法則」を知ったのは、
幸いなことにカタカムナ(相似象)と千島学説に出会ったあとでしたので、
この「歴史法則」と千島博士の言う「生命の波動・らせん説」、
さらにカタカムナの「ヤタノカカミ図象」とがごく自然にリンクし、
いつの日か「村山史観」と「カタカムナ」をつなぐときがやってくるだろうと、
なんとなく漠然と考えていたのでした。
いまや「異常気象」が大問題となり、「食糧危機」も予感され、
アメリカの金融崩壊に続いて「西欧文明の凋落」が実感的となり、
さらには「資本主義」の存続もどんどん怪しくなってきています。
そんななか景気や経済問題が不安視され、仕事やお金の問題が深刻化し、
この先いったいどうなるものやらとの不安が広がっています。
そのことの意味を簡単に示したのが「不安呪縛を解く」だったのですが、
これには「ガン呪縛を解く」以上に関心が寄せられているような気もします。
そんなわけで7月には札幌でも「不安呪縛を解く」のお話をしてみたいと思いますし、
7月24日(金曜)には、福岡でもお話しするつもりです。
先日の「ホ・オポノポノ」の講演会に参加して改めて思いました。
なぜ4つの言葉がさまざまな問題をクリーニングして解決してくれるのか。
なぜ、いまという時代に「ホ・オポノポノ」が急浮上してきたのか。
こうした意味を知るためにも、カタカムナの理解が不可欠です。
もちろん、いまという時代に秘められた意味とエネルギーを知るためにも、
そして、さまざまな「不安呪縛」から解放されるためにも...。
ガンもまたその背後には「不安」や「恐れ」のエネルギーがありますから、
「ガン呪縛」を解くためにも「不安呪縛」から解放される必要があるように思われます。
稲田芳弘


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