豚インフル感染ルートの怪

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インフルエンザは、ウイルスによって感染し拡大する。

これがいまの医学、生物学の定説(常識)です。

そこで「水際作戦」を徹底し、ウイルスが外から侵入するのを防ぐ。

メキシコから始まった「豚インフルエンザ騒動」に対し、

特に日本では、検疫を徹底して水際作戦に狂乱してきました。


ところが、昨日報道された神戸の高校生の感染のケースは、

誰にも渡航歴がなく、感染ルートに全く心当たりがありません。

なのに、なぜ突然日本国内に豚インフルが出現したのか。

これに対して専門家たちは、ただ首をひねるばかりです。


医療エディターの大牟田透氏は、新聞紙上でこう語っています。


 新型の豚インフルエンザが検疫をすり抜けて、

 国内に上陸していることが分かった。

 他の地域でいつ起きても不思議ではなく、

 今後、くらしへの影響は格段に大きくなりそうだ。


このコメントは別に大牟田氏だけのもでではなく、

ほとんどの専門家たちが同じように思っていることでしょう。


すなわち、メキシコで出現した新型ウイルスが、

まず渡航者に感染し、検疫をすり抜けて日本国内に侵入した...と。

しかし、その感染ルートが全く不明なのです。


これと同じようなことは、かつて「狂牛病騒動」でもありました。

狂牛病の場合、その原因は異常プリオンであり、

それが輸入肉や肉骨粉などを通じて感染が広がった。

専門家たちはそう考え、日本国内の感染ルートを必死で追いました。


しかし結果は、惨憺たるものでした。

いくら肉骨粉ルートを追跡してみても、何も分からなかったのです。

北海道でも確か15~6例の狂牛病が発症したと思いますが、

そのほとんどが肉骨粉とは完全に無縁でした。

なのに、現にあちこちで狂牛病が発症した。

これはいったい、何を物語っているのでしょうか。


狂牛病に関しては、実はすでにその原因が明らかにされています。

英国の農学者、マーク・パウディによってです。

このことに触れると長くなってしまいますが、

パウディは狂牛病が発症した数多くの牧場を精力的に調査し、

その結果、農薬や殺虫剤等によるひどい環境悪化に加えて、

牛の免疫力の低下により狂牛病が発症することを突き止めました。


プリオンが異常化するのはその「結果」であって、

異常プリオンが原因で感染するのではないことを明らかにしたのです。

しかし、パウディのこの成果は巨大な圧力によって踏みにじられ、

その後パウディの周辺には、次々と不幸や悲劇が起こりました。


マーク・パウディは来日して日本各地でも講演しましたが、

あれだけ狂牛病が大きな社会問題になっていたにもかかわらず、

すべてのマスメディアが、完全に彼の動きを無視、黙殺しました。

そして国を挙げて、全く愚かな狂牛病対策に翻弄されていったのです。


いまの医学、生物学では、

悪魔(菌やウイルス等)が外から侵入して病気になる、と考えています。

これに対して千島先生は、ウイルスやバクテリアは自然発生する、

と指摘しました。

というよりも、その「事実」を観察して発表したのです。


病原菌の感染を問題とするその極めつけは「ライ病=ハンセン病」でした。

すなわちハンセン病は、らい菌が感染して広がると考えられていたために、

らい患者たちは社会から完全に隔離され、非人間的な扱いを受けました。

しかし千島博士は間違った医学理論による非人道的な対策を指摘し、

環境と栄養状態さえ整えれば、らい菌の感染はありえないとしたのです。


実際、らい菌による感染は何一つ報告されていません。

らい菌は、実は、患者自らの内側から自然発生していたのです。


このように、ハンセン病、狂牛病等々のその後を観察するときに、

いまの医学、生物学がとんでもない勘違いをしていることが分かります。

昨日の神戸や大阪での「豚インフル」の発症例も、

いくら感染ルートを追いかけても出口は見えてこないと思います。

なぜなら、豚インフルは誰かから感染したのではなく、

患者その人の内側から自然発生したものだろうからです。


問題は、いったいなぜ自然発生したのか?ということですが、

その最大の原因は、マスメディアによる過剰報道でしょう。

実際、毎日のように「豚インフレが恐い恐い」と報道していれば、

その不安と恐れの波動は人々の意識に鮮烈に作用して、

環境条件と体内環境の劣化が相乗したときに、

免疫力が一気に崩れてウイルスが発生することがあります。

そしてそれが文字通り「感染」によって広がっていくことが、

かつての事例からしても、十分に考えられるのです。


要するに、バクテリアやウイルスの自然発生を認めない限り、

またもや愚かしい対策に翻弄され続けていくでしょう。

そのことは、かつての狂牛病対策で十分学んだはずなのに、

同じような愚行がいま再び繰り広げられています。


さすがに「ハンセン病患者」のようなひどい扱いはしていないものの、

いまの「感染防止対策」は、国民の社会生活に多大な影響を及ぼします。

しかも「恐い恐い」と不安をあおりたてながら、その一方で、

「決してパニックを起こさないように」とアドバイスしているのですから、

国民はいったいどうしたらいいというのでしょう〈笑〉。


なお、狂牛病の真因、そしてその真相に関しては、

『狂牛病ープリオン病因説は間違っている』(工作社)をお読みください。

そして何よりも『千島学説』の第三原理をご理解いただければ、

「感染騒動」の愚かしさと、正しい対策が自ずから分かってくると思います。


稲田芳弘

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